研究課題/領域番号 |
16K09294
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
二神 生爾 日本医科大学, 医学部, 教授 (50247011)
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研究分担者 |
屋嘉比 康治 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (90182295)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 機能性ディスペプシア / 慢性膵炎 / 早期慢性膵炎 / 膵酵素異常 / 十二指腸粘膜 / 胃排出能 / CCR2 / CD68 / GLP-1 / CB68 / 十二指腸 / urocortin / acotiamide / 感染後機能性ディスペプシア |
研究成果の概要 |
これまで申請者は、膵酵素異常を伴うFD患者および早期慢性膵炎患者を対象に、十二指腸粘膜における炎症細胞浸潤の比較検討を行った。両群における炎症細胞浸潤の有意差は認められなかった。また、膵酵素異常を伴うFD患者と早期慢性膵炎患者群はともに、早期胃排出能はFD群よりも有意に障害されていた。GLP-1とghrelinは早期胃排出能に関与することが報告されているため、膵酵素異常を伴うFD患者と早期慢性膵炎患者群の十二指腸内におけるGLP-1産生細胞数の比較検討を行ったが、GLP-1産生細胞および炎症細胞浸潤ともに有意差は認められなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
膵癌のハイリスク群とされている慢性膵炎に、一部の群では進展する早期慢性膵炎の病態解明を行うことは極めて重要である。さらに、日常診療中に遭遇する心窩部痛症候群の中に、早期慢性膵炎患者が少なからず存在することから、膵酵素異常を伴う機能性ディスペプシア患者群と早期慢性膵炎患者群の臨床像や消化管粘膜局所の比較検討を行うことは重要である。
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