研究課題/領域番号 |
16K09295
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
渡邊 嘉行 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (90329243)
|
研究分担者 |
山本 博幸 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (40332910)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 胃がん / 胃洗浄廃液 / ピロリ菌 / 遺伝子異常 / メチル化 / 次世代シークエンス解析 / パイロシークエンス / 挿入 / パックバイオ解析 / 23SrRNA / ゲノム解析 |
研究成果の概要 |
通常内視鏡検査時に廃棄される胃洗浄廃液から回収・解析したDNA異常(ヒトゲノム異常+ピロリ菌ゲノム異常)を胃がん分子マーカーとすることで、存在・予測診断に応用可能であると考え、我々が既に同定したヒトゲノム遺伝子異常に加えて、胃がん特異的ピロリ菌ゲノム異常の同定に成功した(胃洗浄廃液内に混在した複数種ピロリ菌の全ゲノム解析を次世代シークエンサーを用いた手法(G-Scan法))。今後は「ヒトゲノム+ピロリゲノム異常を分子マーカーとし、「廃液」による超早期胃がん診断を実現する」ため、前向き臨床試験の実施予定。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
胃洗浄廃液内に混在した複数種ピロリ菌の全ゲノム解析(G-Scan法)により、「胃がんに特異的なピロリ菌遺伝子異常(OMPs: outer membrane proteins)」を版権することができた。これによるピロリ菌構造変化が胃粘膜定着強固と持続炎症に関与し、癌化を促し得る」可能性が推測され、今後は「ヒトゲノム+ピロリゲノム異常を分子マーカーとし、「廃液」による超早期胃がん診断を実現す」ため、前向き臨床試験の実施および、ピロリ菌遺伝子異常(OMPs)による発がんメカニズム解析を行う予定である。これにより、廃液を用いるだけで胃がん診断が可能となる。
|