研究課題/領域番号 |
16K09314
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
西田 憲生 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (10624033)
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研究協力者 |
田中 裕基
桑野 由紀
六反 一仁
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ヘテロジェナイティ / 大腸がん / 上皮間葉移行 / RNAプロセシング / DNAメチル化 / マイクロRNA / microRNA / migration / DNA methylation / mRNAプロセシング |
研究成果の概要 |
独自に樹立した細胞遊走能の高いヒト大腸がん細胞株HCT116細胞を用いて、遊走能獲得形質に関わる新規因子の同定を試みた。その結果、(1)遊走能獲得過程においてプロモーター領域DNAメチル化が亢進し、遺伝子発現が低下する35遺伝子の同定に成功した。(2)遊走能獲得形質過程において、発現が亢進するマイクロRNAクラスターの同定に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がんの遊走能獲得は、浸潤・転移などのがんの悪性形質獲得における重要な形質となる。本研究で同定に成功した、(1)遊走能獲得過程でDNAメチル化を介して発現が制御される遺伝子、ならびに(2)発現が上昇するmicroRNAクラスターは、大腸がんの進展・悪性化を制御する分子生物学的メカニズムの解明ならびに、治療ターゲットの開発に役立つ可能性が示唆された。
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