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PD-L1膜蛋白質輸送を制御するCUL3-BTBPの同定と作用機序解析

研究課題

研究課題/領域番号 16K09320
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

谷田 諭史  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (30528782)

研究分担者 日吉 裕美  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (10406530)
前川 大志  愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 助教 (10771917)
城 卓志  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 名誉教授 (30231369)
研究協力者 東山 繁樹  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワードCullin3 / 細胞内膜輸送メカニズム / ANKFY1 / 消化器がん / PD-L1 / Cullin 3 / 細胞内膜輸送 / 癌 / シグナル伝達
研究成果の概要

細胞内膜輸送経路を可視化する系の構築を試みた。最初に胃癌細胞株(NUGC3)において細胞内膜輸送経路を可視化する系を構築した。さらに、Cullin3は、integrin β1の細胞膜への輸送制御することを見出した。integrin β1の細胞膜への輸送制御するメカニズム関わるBTB結合タンパク質の見出すため、175種のBTB結合タンパク質を欠失させ、ANKFY1がintegrin β1の細胞膜への輸送制御に関わることを見出し、細胞内でCullin3に結合し、integrin β1の細胞膜への輸送制御している。今後PD-L1細胞内膜輸送の制御にこれらの分子メカニズムが関与するかを検討する。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、PD-L1の発現に関与するCUL3-BTBPを同定し、CUL3- BTBP複合体が関与する生体機能を解析することで、ヒト消化器がん細胞ではこれまで全く明らかにされていないCUL3依存的ながん免疫制御機構が分子レベルで解明されることが可能となる。その結果PD-L1をターゲットにした新たながん免疫療法の道を開くと考えられる。CUL3-BTBが、PD-L1発現を制御するメカニズムを細胞内小器官レベル、分子レベルで明らかにするといった報告はなく、独創的で、非常に意義深い。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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