研究課題/領域番号 |
16K09396
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
田妻 進 広島大学, 病院(医), 教授 (80201614)
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研究分担者 |
菅野 啓司 広島大学, 病院(医), 准教授 (30448237)
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研究協力者 |
岸川 暢介
小林 知貴
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 変性脂質 / EMT / ペリオスチン / EMT / アポトーシス / コランギオパチー / 胆管 / 劣化脂質 / 腫瘍性コランギオパチー / 硬化性胆管炎 / 胆道がん |
研究成果の概要 |
変性脂質が惹起する腫瘍性コランギオパチーにおけるペリオスチンの役割について検討した。ヒト胆管癌細胞と正常ヒト胆管上皮細胞において、変性脂質は濃度依存性・時間依存性に細胞障害とアポトーシスを惹起するとともに、ペリオスチン発現増強、SASP因子の発現増強および上皮間葉転換が惹起されることが判明し、変性脂質による胆管上皮系細胞における細胞外マトリックス発現変動、すなわちコランギオパチーは、1)SASPを介すること、2)EMT関連遺伝子およびタンパク発現増強と連動しており肝胆道系発がんとの関連が示唆された。一連の変化はインテグリン中和抗体により抑制されたことから生物製剤による治療戦略が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
変性脂質が惹起する腫瘍性コランギオパチーにおけるペリオスチンの役割が明らかとなり、 1)SASPを介すること、2)EMT関連遺伝子およびタンパク発現増強と連動しており肝胆道系発がんとの関連が示唆されたこと、3)上記はインテグリンを介する現象であり、その中和抗体により抑制されたことから、①脂質に関する食生活習慣制御、②脂質吸収阻害薬(NPC1L1阻害薬)による治療介入、③SASP因子やインテグリンに対する生物製剤などが治療戦略として提案されることを示唆した。
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