研究課題/領域番号 |
16K09413
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
高橋 潤 東北大学, 大学病院, 講師 (00375081)
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研究分担者 |
下川 宏明 東北大学, 医学系研究科, 教授 (00235681)
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研究協力者 |
小鷹 悠二
二瓶 太郎
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 冠攣縮性狭心症 / 微小血管型狭心症 / バイオマーカー / 冠微小循環障害 / Rhoキナーゼ / 血漿セロトニン / 微小血管抵抗指数 / 冠攣縮 / 狭心症 / 循環器・高血圧 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は以下の2点が挙げられる。一つ目はこれまで長期予後を判断する指標が確立されていなかった冠攣縮性狭心症においてのRhoキナーゼ活性が長期予後新規バイオマーカーであることを同定したことである。二つ目は強力な血管収縮作動作用と血小板凝集作用を有する血管作動物質として古くから知られているセロトニンの血漿内濃度が、治療抵抗性を示すことが報告されている微小血管型狭心症の診断バイオマーカーであることを世界に先駆けて明らかにしたことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
前述したバイオマーカーの発見は両者とも世界で初めてのことであり、それらバイオマーカーを利用することによって、冠攣縮性狭心症患者の中でも長期予後が不良であったり、微小血管障害を合併するなどのハイリスク患者を層別化することが可能となり、それら難治性冠攣縮における新たな治療戦略の確立につながることが期待される。
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