研究課題/領域番号 |
16K09417
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
瀬尾 由広 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (40375499)
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研究分担者 |
石津 智子 筑波大学, 医学医療系, 講師 (10507859)
山本 昌良 筑波大学, 附属病院, 病院講師 (20730386)
町野 智子 筑波大学, 医学医療系, 助教 (20755673)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 高齢者 / 心機能 / 心エコー図 / 心エコー / 心不全 / 認知機能 / フレイリティ / 循環器・高血圧 |
研究成果の概要 |
超高齢社会を迎え、心疾患が増加の一途をたどっている。加齢は正常高齢者でも心臓の形や働きに影響をおよぼすと考えられるが、後期高齢者のデータはほとんど存在しない。そこで本研究は75歳以上の正常高齢者を対象に心エコー図検査を施行し、加齢による左心室の形態と機能の変化を評価した。左室の大きさには性差があり、特に女性では加齢とともに左室が小さくなる傾向が示された。しかし、これらは体格の違いを反映しており、体表面積で補正すると、性差、加齢の影響ともに無くなった。左室の機能には性差が見られ、女性でやや過剰な収縮と拡張機能の低下が進行していることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
後期高齢者では加齢によって体格が小さくになるにつれて左室が小さくなることが明らかになった。また、男女間での機能には差があり、生命予後の観点から更なる研究が必要である。
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