研究課題/領域番号 |
16K09458
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
時田 祐吉 日本医科大学, 医学部, 講師 (20386189)
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研究分担者 |
本間 耕平 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (80462729)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | iPS細胞 / 冠動脈 / 心筋再生療法 / 低侵襲 / 心筋幹細胞 / マウスiPS細胞 / マウスES細胞 / 冠動脈内注入 / 移植・再生医療 / 循環器・高血圧 / 心筋再生 |
研究成果の概要 |
心不全患者数は増加の一途をたどっており、その主な原因である虚血性心疾患に対する根治的治療である心筋再生療法は非常に有望な治療である。本研究は心筋再生療法の中で最も低侵襲な方法の一つであり、海外ですでにその有効性が示されている冠動脈内注入法を用い、我が国の再生医療研究で主に用いられているiPS細胞による心機能改善効果を検証することを目的とした。非常に難しい実験モデルであり、使用できる細胞種の制限などもあり、残念ながら研究期間内に結果を明らかにすることができなかった。引き続き研究を継続する予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在我が国ではiPS細胞を用いた心筋再生療法として心筋シートなどの方法での応用が中心となって検討されているが、より低侵襲な細胞導入法である冠動脈内注入により心筋再生効果が得られれば、今後臨床応用する際に高齢心不全患者や重症心不全患者にも幅広く適応することができ、心不全治療の有望な治療法として期待される。残念ながら本研究期間中に結論を得ることができなかったが、引き続き研究を継続し研究成果を報告する予定である。
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