研究課題/領域番号 |
16K09473
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
圓谷 隆治 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (30599882)
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研究分担者 |
高橋 潤 東北大学, 大学病院, 講師 (00375081)
下川 宏明 東北大学, 医学系研究科, 教授 (00235681)
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研究協力者 |
松本 泰治
羽尾 清貴
西宮 健介
宇塚 裕紀
大山 宗馬
天水 宏和
土屋 聡
菊地 翼
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 薬剤溶出性ステント / 冠動脈過収縮反応 / Rho-kinase / Vasa vassorum / ポリマー / 後ろ向き研究 / 論文執筆 / 血管機能異常 / 倫理委員会申請 / 後ろ向き観察研究 / 冠動脈ステント |
研究成果の概要 |
本研究開始にあたり、当院の倫理委員会より非無作為の観察研究での条件付き承認となった。これにより当施設でステント留置後も胸痛がありアセチルコリン負荷試験を行った症例を対象に、後ろ向きに血管反応を解析し、ポリマー吸収性ステント(BP-DES)と非吸収性のステント(DP-DES)での比較を解析を行った。OCTの検討において、留置後の冠動脈過収縮反応に関与しているVasa vasorumの変化量は、BP-DES群はDP-DES群に比較して有意に大きかった。内腔や血管径を含む形態学的指標は2群で同等であった。また前向き無作為割り付け試験について審議を重ね2018年に承認され、現在患者登録中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第四世代薬剤溶出性ステントはポリマーが残存するEESと比較しDES留置後の冠動脈過収縮反応が軽減されうるかを検討することにあり、臨床的に問題となっているステント留置後の胸痛の抑制につながり、ひいてはカルシウム拮抗薬の追加などが不要となり医療費の削減にもつながる可能性があり、その意義は大きいと考える。
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