研究課題
基盤研究(C)
Ⅰ期肺癌の術後化学療法が必要な予後不良患者と不必要な予後良好患者を選択する必要がある。現在までに様々な再発予測マーカーが報告されているが、どれも地域や患者背景の異なるバリデーション検体では再現性がとれず、コンセンサスが得られる予測マーカーの開発が困難である。本研究の目的は、既知の予測マーカーを組み合わせて、新しい普遍的な再発予測マーカーを構築することである。現在までに報告されている4遺伝子シグネチャー、病理学的脈管侵襲、HOXA9メチル化、ACTN4遺伝子増幅を組み合せて、再発予測診断法を構築している。FFPE切片からの個々の解析では再発予後に関わることが示され、現在統合解析を施行中である。
肺癌Ⅰ期、特にIA期であっても術後化学療法が必要な予後不良群や不必要な予後良好群が存在し、正確に予測できる再発予測マーカーの同定が必要である。よって新しい再発予測マーカーを構築する。この診断システムにより、術後化学療法を行う必要がある再発高リスク群患者の予後の向上や、不必要な化学療法を行わないことにより、再発低リスク患者のQOLの向上も図ることができる。
すべて 2019 2018 2017 2016
すべて 雑誌論文 (13件) (うち国際共著 4件、 査読あり 13件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件)
Anticancer Research
巻: 39 号: 2 ページ: 627-633
10.21873/anticanres.13156
Jpn J Clin Oncol.
巻: 1;49(2): 号: 2 ページ: 165-173
10.1093/jjco/hyy180
Scientific Reports
巻: 8 号: 1 ページ: 14896-14896
10.1038/s41598-018-33190-8
Lung Cancer
巻: 122 ページ: 151-159
10.1016/j.lungcan.2018.05.021
Anticancer Res.
巻: 38
Oncol Rep. 2017
巻: 37 号: 6 ページ: 3261-3269
10.3892/or.2017.5594
Biomark Med.
巻: 11 号: 9 ページ: 721-731
10.2217/bmm-2017-0150
Oncol Lett.
巻: 14 号: 1 ページ: 313-321
10.3892/ol.2017.6145
日医大誌
巻: 84 号: 6 ページ: 291-293
10.1272/jnms.84.291
130006286539
J Thorac Oncol
巻: 12(1) 号: 1 ページ: 65-76
10.1016/j.jtho.2016.08.141
Jpn J Clin Oncol. 2016 Jul;46(7):674-80.
巻: 46(7) 号: 7 ページ: 674-680
10.1093/jjco/hyw043
Cancer Epidemiol Biomarkers Prev
巻: 25(6) ページ: 978-986
Int J Oncol.
巻: 48(3) 号: 3 ページ: 937-44
10.3892/ijo.2016.3331