研究課題/領域番号 |
16K09579
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
山口 知也 熊本大学, 大学院先導機構, 准教授 (70452191)
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連携研究者 |
藤本 豊士 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (50115929)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 肺腺がん / ROR1 / カベオラ / EGFR-TKI / 薬剤耐性 |
研究成果の概要 |
我々は、細胞膜にカベオラ構造が形成される上で必須なCAV1とCAVIN1との結合を、ROR1がキナーゼ活性非依存的に両者に対するスキャフォールド蛋白質として機能して、CAV1のライソソームへの移動と分解を防ぐ役割を持つことを見出した。さらに、ROR1がカベオラ構造の維持を通じて、カベオラに集積するEGFRやMET、IGF-IRなど様々なRTKからPI3K-AKTへのシグナリングを維持し、肺腺癌細胞の生存シグナルを担っていることを明らかにした。このことから、腫瘍特異性を有するROR1を分子標的とすることで、様々なRTKの活性化を一網打尽に抑制することが可能であることが強く示唆された。
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