研究課題/領域番号 |
16K09633
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
林 宏樹 藤田医科大学, 医学部, 講師 (10378086)
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研究分担者 |
湯澤 由紀夫 藤田医科大学, 医学部, 教授 (00191479)
西村 邦宏 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究開発基盤センター, 部長 (70397834)
小杉 智規 名古屋大学, 医学系研究科, 講師 (90584681)
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研究協力者 |
丸山 彰一
杉山 大典
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | CKD / n-3不飽和脂肪酸 / EPA / 腎臓学 / 不飽和多価脂肪酸 |
研究成果の概要 |
イコサペント酸 (EPA) の摂取不足と心血管病発症の関連を示す疫学データは豊富だが, 介入研究は限られている. 本研究では, stage G3~G4のCKD症例に, EPA投与, 非投与の並行群間比較を行い, CKD進展抑制効果を検討した. 2年間の観察で, 尿蛋白≧0.5g/gCrの進行が速い一群において, GFR低下抑制効果がみられた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CKDでは腎機能低下を抑制するため, 血圧管理, 血糖管理, 貧血管理などの集学的治療を行う. 無論, 脂質管理も含まれるが, 心血管病に十分なエビデンスを有するスタチンでさえも, 腎に対する効果は明らかでなく, 早急にCKDに対する脂質管理の在り方を確立する必要がある。 本研究は, 脂質管理に明確なエビデンスの乏しいCKD診療に新規治療を提示するのみならず, ひいては心血管病の抑制に貢献する可能性をひめている. 加えて,魚を中心とした日本の食文化を医学的な見地から見直し, 世界に発信する契機となる.
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