研究課題/領域番号 |
16K09707
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
大槻 美佳 北海道大学, 保健科学研究院, 准教授 (10372880)
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研究分担者 |
中川 賀嗣 北海道医療大学, リハビリテーション科学部, 教授 (40273718)
今井 むつみ 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 教授 (60255601)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 言語理解 / 視線計測 / 失語症 / 理解障害 / eye tracker / 多肢選択課題 / 視線計測器 / 言語評価 / 臨床応用 / 呼称課題 / 脳損傷者 / 指差し課題 / 指さし課題 / 脳損傷 / 単語理解 / 臨床神経心理学 |
研究成果の概要 |
本研究は、言語理解を評価するために、従来の方法(聴覚あるいは文字提示された単語や文に合致する対象・絵や情景画などを指さす課題)ではなく、認知科学分野で用いられてきた視線計測方法を用いて、言語課題時における視線の動きを計測する方法を検証した。研究成果として、臨床研究において、単語指示課題における選択肢図版の呈示方法の差異による成績の違いを検証した。次に、健常人を対象に、軽量視線計測機器(tobii eye tracker nano)を用いた課題を施行し、視線計測器の安定性・信頼性を確認し、その有用性と今後の問題点を抽出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
言語理解の評価方法として、また、言語想起時の選択肢の影響について、視線計測という新しい手法の可能性と問題点を描出することができ、従来の方法に新しい視点を導入したことは学術的に大きな意義があった。また、言語能力を評価する方法として、視線計測を導入することで、失語症などの言語障害のある方々の理解力を適切に評価することは、よりよいコミュニケーションに重要であり、社会的に大きな意義がある。
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