研究課題/領域番号 |
16K09823
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
森山 雅人 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (30598131)
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研究分担者 |
西條 康夫 新潟大学, 医歯学系, 教授 (10270828)
小澤 拓也 新潟大学, 医歯学系, 講師 (70467075)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | エリスロポエチン / ヘパリン親和性 / ヘパリン結合ドメイン / 血栓 / 組織保護 / 血管障害 / 細胞外マトリックス / サイトカイン |
研究成果の概要 |
エリスロポエチン(EPO)は、赤血球系の増殖因子として発見され使用されてきたが、その後の研究で組織保護・再生にも有用であることが示された。研究代表者らは、EPO誘導体であるヘパリン親和性EPO(HEPO)の合成に成功し、この新規EPO誘導体の生物学的特性を検討した。ヒトHEPO(rhHEPO)は長時間作用型の赤血球造血作用を示しつつ、新たに血管新生阻害作用も付加されていた。今回の研究でHEPOは組織保護と抗腫瘍効果に加え、止血血栓への作用も期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
HEPOは赤血球造血作用を保ちつつ、ヘパリン親和性が付与されたことにより、長時間造血作用を示すとともに、抗腫瘍性も獲得している。rhHEPOは特許化されており、近年ではがんと血栓塞栓症の関連性が注目されていることから、その機序や治療を研究する上で重要であると考える。
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