研究課題/領域番号 |
16K09853
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
菊地 尚平 札幌医科大学, 医学部, 助教 (80515792)
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研究分担者 |
加藤 淳二 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20244345)
宇佐美 信 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (10773377)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | HDAC阻害剤 / 多発性骨髄腫 / アポトーシス誘導 / アポトーシス / IAP阻害剤 / ●血液腫瘍 |
研究成果の概要 |
多発性骨髄腫に対して、新規薬剤であるクラスIIa選択的ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤の治療可能性を示し、その機序として、効率的なアポトーシス誘導を応用した治療戦略性を検討した。クラスIIa選択的ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤により、骨髄腫細胞において、ある特定のアポトーシス誘導膜蛋白の発現が増強されることを示し、ほかアポトーシス誘導可能性のある治療薬との併用によりより効率的な細胞増殖抑制効果が認められることを示した。より効率的なアポトーシス誘導を介して、薬剤耐性の克服が期待された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで十分研究されてこなかったクラスIIa選択的ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤の抗腫瘍効果および作用機序を解析し、多発性骨髄腫における新たな治療戦略の可能性を示した。クラスIIa選択的ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤より効率的なアポトーシス誘導の治療戦略開発を目指しており、薬剤耐性の克服などが期待される。
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