研究課題/領域番号 |
16K09859
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
荒木 真理人 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80613843)
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研究分担者 |
森下 総司 順天堂大学, 医学部, 助教 (10635866)
小松 則夫 順天堂大学, 医学部, 教授 (50186798)
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研究協力者 |
伊藤 昭博
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 骨髄増殖性腫瘍 / サイトカイン受容体 / 分子シャペロン / シグナル伝達 / トロンボポエチン / JAK2 / CALR / MPL / calreticulin / thrombopoietin / Calreticulin |
研究成果の概要 |
フィラデルフィア染色体陰性の骨髄増殖性腫瘍(MPN)において見出されるCALR遺伝子変異によるMPN発症メカニズムの解明を行い、変異型CALRがトロンボポエチン受容体と特異的に結合し、サイトカインのようにMPLを活性化することで、下流のJAK2、ERK1/2、STAT5を恒常的に活性化させて、細胞を腫瘍化することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、CALR変異遺伝子による骨髄増殖性腫瘍(MPN)の発症メカニズムが明らかになったことから、CALR遺伝子変異を有するMPN患者に対する有効な治療薬の開発が大いに期待される。さらに、『分子シャペロンの変異による受容体活性化が引き起こす細胞腫瘍化』という新しい腫瘍生物学の概念が明らかになったことから、他の疾患や生命現象の解明に結びつくことが大いに期待される。
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