研究課題/領域番号 |
16K09904
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
鈴木 勝也 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (70306695)
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研究協力者 |
山根 史嗣
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 自己免疫疾患 / 末梢トレランス / 制御性T細胞 / 全身性自己免疫疾患 / 免疫寛容 / 制御性T細胞 / 内科 / 免疫学 |
研究成果の概要 |
全身性自己免疫疾患は、自己の組織成分に対する免疫応答を端緒に多臓器の炎症、機能障害が生じる疾患群である。本研究では制御性T細胞亜分画に焦点を絞り、末梢トレランスの評価法確立することを目的とした。全身性自己目免疫疾患の末梢血制御性T細胞を詳細に解析し亜分画の異常を明らかにした。一方で個人差がかなり多いことも判明し、今後の課題と考えられた。今後さらに末梢トレランスを規定する新規分子の探索とそれによるヒト自己免疫疾患末梢血における評価を継続していく予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全身性自己免疫疾患のおける末梢トレランスに関する実証的研究を行なった。全身性自己免疫疾患では、本来反応が抑制されている自己に対する免疫応答が生じると考えられているが、その詳細な機構は明らかになっていなかった。本研究では、全身性自己目免疫疾患の末梢血制御性T細胞を詳細に解析し亜分画の異常を明らかにした。さらなる分子解析により、ヒトにおける末梢トレランスの評価法の確立に役立つことが期待される。
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