研究課題/領域番号 |
16K09920
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
森田 栄伸 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (90182237)
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研究協力者 |
荻野 龍平
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 小麦アレルギー / イネ科花粉症 / 花粉ー食物アレルギー症候群 / 抗原特異的IgE検査 / CAP-FEIA / ペルオキシターゼI / 抗原特異的IgE / 小麦アレルゲン / チオールレダクターゼ / ペルオキシダーゼI / 口腔アレルギー症候群 / 花粉-食物アレルギー症候群 / イネ科花粉 / アレルギー / 花粉症 / 食物アレルギー |
研究成果の概要 |
イネ科花粉症に罹患した患者の中には、小麦製品を摂取して蕁麻疹などのアレルギー症状をきたす人がいます。この研究では、イネ科花粉症に合併した小麦アレルギー患者の血清を用いて、小麦中の原因アレルゲンを探索した結果、peroxidase Iと同定されました。そこでPeroxidase Iを利用した抗原特異的IgE検査を確立し、種々の食物アレルギー患者で調査したところ、イネ科花粉症に合併する小麦アレルギー患者を感度50%、特異度100%の精度で診断できることがわかりました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究にて確立されたperoxidase I特異的IgE検査は、イネ科花粉症にみられる小麦アレルギーの診断に有用です。今後、保険適用されれば、一般医療施設で小麦アレルギーの診断精度が時向上することになります。
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