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Mfsd2遺伝子KOマウスを用いた、脳内DHAによるエネルギー代謝調節機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K09971
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関宮崎大学

研究代表者

澤田 浩武  宮崎大学, 医学部, 教授 (40332895)

研究分担者 盛武 浩  宮崎大学, 医学部, 教授 (40336300)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードMfsd2 / ノックアウトマウス / 脳内エネルギー代謝 / 小児栄養学
研究成果の概要

Mfsd2 KOマウスの自由行動および8方向放射状迷路試験における行動解析結果より、注意欠陥、認知機能低下、記憶力低下、集中力低下、不安障害、が考えられた。この結果は、脳内DHAの欠如がマウスの発達遅滞、発達障害をきたしていると考えられ、ヒトの乳幼児期小児期におけるDHAの神経発達上の重要性を示唆する。運動機能で平衡感覚の低下がみられたことから小脳機能障害が疑われるとともに、運動機能の観点からも脳内DHAが重要であるとことが示唆された。組織学的にはKOマウスの脳は萎縮(低形成)していた。また、嗅覚異常を伴なっている可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

脳内DHAの欠如がマウスの発達遅滞、発達障害、運動障害をきたしていると考えられ、ヒトの乳幼児期小児期におけるDHAの重要性を明らかにし、小児の栄養を考える上で示唆に富む結果が得られた。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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