研究課題/領域番号 |
16K09980
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
|
研究機関 | 愛知県医療療育総合センター発達障害研究所 |
研究代表者 |
高木 豪 愛知県医療療育総合センター発達障害研究所, 障害モデル研究部, 主任研究員 (70300879)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | Mowat-Wilson syndrome / Zn finger / transcription factor / haploinsufficiency / de novo mutation / ZEB2 / Zn-finger / intellectual disability / autosomal dominant / 知的障害 / モデルマウス / モワットウィルソン症候群 / 転写因子 / 重度知的障害 / モワット・ウィルソン症候群 / 転写制御因子 / 脳神経疾患 / マウスモデル / de novo変異 |
研究成果の概要 |
本研究は症候群型の知的障害であるモワットウィルソン症候群の病態形成のメカニズムの理解するために、我々が独自に開発したモデルマウスであるde novo Sip1ヘテロ遺伝子変異マウスを用い解析を行うものである。本モデルマウスの初代大脳皮質神経細胞を使って電気生理学的な解析を行ったところ、mEPSCのamplitudeの低下を見出し、加えてトランスクリプトソーム解析を行いモデルマウスでの遺伝子発現の変化を網羅的に同定した。モワットウィルソン症候群が転写因子ZEB2の遺伝子変異により生じることから、本症候群の病態は遺伝子発現の変化を介したシナプス機能の変化が関与することが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究のように知的障害や自閉症スペクトラム障害を含む神経発達障害がどのような分子メカニズムの異常により生じるのかを明らかにしてゆくことは、将来の治療や症状緩和の手法開発の基盤となりうる。
|