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ヒト誘導多能性幹細胞を用いた遺伝性筋疾患の創薬研究のための基盤技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K09988
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関京都大学

研究代表者

粟屋 智就  京都大学, 医学研究科, 特定助教 (20589593)

研究協力者 櫻井 英俊  京都大学, iPS細胞研究所, 准教授
萩原 正敏  京都大学, 医学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードiPS細胞 / 骨格筋分化 / 遺伝性筋疾患 / 創薬研究 / 細胞外マトリクス / 骨格筋 / 創薬 / 神経筋疾患
研究成果の概要

iPS細胞は適切な培養条件におくことで身体を構成する様々な細胞に変化するが、反面、統制が難しく様々な性質の細胞が混在することで実験のばらつきを生じやすい。本研究では骨格筋疾患に対する創薬事業へのiPS細胞の活用のため、iPS細胞の様々な維持培養条件がその後の骨格筋細胞への分化効率へ与える影響について比較検討した。iPS細胞の維持培養条件、特に細胞接着の足場となる細胞外マトリクスの違いが、その後の骨格筋細胞の形成・維持に大きく関係することがわかった。この研究を進めることでiPS細胞を創薬研究に利用するための基盤を構築することが概ね可能と考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

遺伝性筋疾患は基本的に稀少疾患であり、その病態解析の不十分さや不採算性のため既存の創薬事業には不向きであったが、iPS細胞の登場により研究開発が進められるようになった。一方でiPS細胞研究者の間では培養条件によるばらつきや再現性の困難さが課題となっていた。本研究で行ったiPS細胞の培養条件の最適化は、稀少疾患の創薬研究の推進といった社会的意義の大きいものであり、その過程で得られた細胞-細胞外マトリクスの相互作用に関わる基礎的知見は学術的にも有意義なものである。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 神経筋疾患の研究に関するiPS細胞の応用2016

    • 著者名/発表者名
      粟屋智就
    • 雑誌名

      小児内科

      巻: 48 ページ: 1986-1989

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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