研究課題/領域番号 |
16K09999
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
三牧 正和 帝京大学, 医学部, 教授 (40392419)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ミトコンドリア病 / ミトコンドリア呼吸鎖複合体 / 遺伝子診断 / 生化学診断 / 呼吸鎖酵素複合体 / 診断 / Blue-Native電気泳動 / ミトコンドリア呼吸鎖酵素 / 遺伝子 / 遺伝学 / 細胞・組織 |
研究成果の概要 |
ミトコンドリア病が疑われながら未診断であった患者の病因特定、病態解析を目指し、ミトコンドリア病の主たる原因となる呼吸鎖酵素異常の評価を行った。患者由来の皮膚線維芽細胞、筋芽細胞、生検筋から抽出したミトコンドリアを用い、巨大分子である呼吸鎖酵素複合体の評価が可能なBlue-Native電気泳動(BN-PAGE)や呼吸鎖酵素活性測定等の生化学的検査と遺伝子解析を行い、多くの患者の診断と病態解明を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ミトコンドリア病の約半数の病因が不明な状況下で、未診断患者の呼吸鎖複合体の量的・質的解析により、新規の病因遺伝子や、未報告の変異を見出すことができた。ミトコンドリア病診断においては、次世代シーケンサーの利用により診断率が上がっているが、遺伝子解析と機能解析を組み合わせることにより診断率をさらに向上させることが可能であることが示された。診断の確定は疾患への対応法や予後に関する情報を患者やその家族に提供することを可能とした。また、遺伝子変異が与える呼吸鎖酵素への影響を明らかにしたことは、病態解析と病因に応じた治療法開発にも寄与するものと考える。
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