研究課題/領域番号 |
16K10031
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
是松 聖悟 大分大学, 医学部, 客員教授 (60264347)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | リン脂質抗体 / 脳梗塞 / 抗リン脂質抗体 / 川崎病 / 予防接種 / 小児免疫・アレルギー・膠原病学 |
研究成果の概要 |
我々は抗カルジオリピン(CL)抗体が陰性であったSLEに網膜中心静脈閉塞症を合併した症例において、血管内皮細胞のリン脂質の主要構成成分である抗ホスファチジルコリン(PC)抗体が上昇している例を見いだし報告した。今回は、基礎疾患未確定の小児の脳梗塞例の中に、リン脂質抗体が上昇している例がないかを検討した。対象児のうち、2回ともに抗CL抗体がCut off値を超えて上昇していたのは1名のみであったが、抗PC抗体、抗PE抗体は3名、抗PS抗体は2名に継続した上昇がみられた。リン脂質の微量構成成分に対する抗CL抗体が陰性の場合でも、主要構成成分に対するリン脂質抗体の上昇している例があることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高リン脂質抗体症候群は従来、抗カルジオリピン抗体の測定によってなされていたが、リン脂質の微量構成成分に対する抗カルジオリピン抗体が陰性の場合でも、主要構成成分に対するリン脂質抗体の上昇している例があることを示した。
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