研究課題/領域番号 |
16K10088
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
柳 貴英 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (70418755)
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研究分担者 |
荒井 洋 社会医療法人大道会(神経リハビリテーション研究部), 神経リハビリテーション研究部, 研究員 (50501194)
丸尾 良浩 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (80314160)
森岡 一朗 神戸大学, 医学研究科, 非常勤講師 (80437467)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | UGT1A1 / 臨床的核黄疸 / 早産児 / 慢性ビリルビン脳症 / 臨床的黄疸 / 未熟児医学 / 核黄疸 |
研究成果の概要 |
早産児遷延性黄疸、および早産児臨床的核黄疸症例について、後方視的にビリルビングルクロン酸転移酵素(UGT1A1)遺伝子の解析を行った。その結果、同遺伝子の多型であるUGT1A1*6の頻度が、コントロール群および一般日本人の頻度に比べて有意に高いことが明らかになった。UGT1A1*6は、これらの強力な危険因子であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、ビリルビングルクロン酸転移酵素(UGT1A1)遺伝子の多型(UGT1A1*6)が、早産児における遷延性黄疸、および早産児における臨床的核黄疸の、強力な危険因子であることが明らかとなった。現在、早産児の黄疸管理法は確立していないが、今後、臨床的核黄疸を予防するために、これらの危険因子を軸に早産児の黄疸管理を構築していくことが急務である。
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