研究課題/領域番号 |
16K10136
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 久留米大学 (2017-2019) 岩手医科大学 (2016) |
研究代表者 |
沼田 早苗 久留米大学, その他部局等, 講師 (40599312)
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研究分担者 |
橋本 隆 久留米大学, 皮膚細胞生物学研究所, 教授 (20129597)
TEYE KWESI 久留米大学, 皮膚細胞生物学研究所, 助教 (30599303)
夏秋 洋平 久留米大学, 医学部, 講師 (40389309)
石井 文人 久留米大学, 医学部, 准教授 (80330827)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | アトピー性皮膚炎 / iPS細胞 / 実験再構成 / 環境整備 / 皮膚病態学 / 再生医学 |
研究成果の概要 |
まず保存中のiPS細胞の品質を、ウエスタンブロット法、染色体分析にて確認した。 その後のケラチノサイトへの分化では、培養条件に若干の変更を加えて従来法を改良し、効率の良い分化をコンスタントに行えるようになった。 患者に侵襲の少ない血液を用いたiPS細胞樹立からケラチノサイト分化まで終了し、効率的な分化方法も確立できた。今後も継続して実験を行う予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
iPS細胞からの表皮細胞への分化方法はいくつかの報告があるものの、安定して品質の良い表皮細胞を得るスタンダード法はいまだ確立していない。 今回、特殊な設備や試薬が無くても、安定して表皮細胞が得られる方法を確立した。 この方法を用いることは、アトピー性皮膚炎だけでなく、今後の皮膚科分野の研究の発展に貢献できるものと考える。
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