研究課題/領域番号 |
16K10189
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
山形 弘隆 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (10549934)
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研究分担者 |
松尾 幸治 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (00292912)
内田 周作 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (10403669)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | うつ病 / 糖鎖 / バイオマーカー / Glycosylation / Depression |
研究成果の概要 |
うつ病の診断は、症状の組み合わせから判断する診断法が主流であり、診断できる検査方法は未だ存在しない。本研究では、血漿タンパク質の糖鎖に着目した。糖鎖はタンパク質の機能を調節していることが知られており、癌などの他の疾患では既に診断マーカーとして利用されている。うつ病の新たな診断マーカーを見つけるために、うつ病モデルマウスとうつ病患者の血漿タンパク質の糖鎖を解析し、うつ病モデルマウスの血漿とうつ病患者の血漿で共通する糖鎖変化を見つけた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
うつ病患者の血漿タンパク質の糖鎖について調べ、うつ病患者で変化する糖鎖変化を見つけることが出来た。また、うつ病モデルマウスの血漿タンパク質でも、ストレス負荷を受けたマウスで変化している糖鎖変化を同定できた。今後、さらに詳しく血漿の糖鎖を調べることで、うつ病の診断につながるような検査方法が見つかる可能性がある。また、うつ病モデルマウスの脳内タンパク質の糖鎖を調べることで、うつ病の病態を引き起こす原因となるような糖鎖変化が見つかるかもしれない。
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