研究課題
基盤研究(C)
統合失調症への応用の前段階として、気分障害患者におけるtDCSの認知機能改善の効果について、2つの刺激条件で、刺激前後の被験者の認知機能、気分障害症状の変化と脳波による部位間相関解析を解析した。その結果、気分障害症状や認知機能には著明な変化はないにもかかわらず、脳波解析による脳内部位間の相関に変化が見られた。
今回の研究から、統合失調症に対するtDCSの最適な刺激条件・部位の設定を検証することができた。また、tDCSを施行した際の脳内神経ネットワークの変化を、神経生理学的な方法で客観的に捉えることができ、病態生理の解明につながる成果であると考えられた。DCSは安価で簡便、非侵襲であるため、臨床現場での実装が容易で、複数回の施行も可能である。その臨床的有効性を検証し、最適な刺激方法の確立することで、新たな統合失調症の治療法の開発、病態生理の解明を目指した研究において、大きな意義があるものと考える
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すべて 雑誌論文 (20件) (うち国際共著 15件、 査読あり 20件、 オープンアクセス 19件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件)
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