研究課題/領域番号 |
16K10215
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
松原 敏郎 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (60526896)
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研究分担者 |
松尾 幸治 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (00292912)
藤田 悠介 山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授 (40509527)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ニューロフィードバック / うつ病 / 光トポグラフィー / 再発予防 / 神経画像 / 情動刺激 / 健常人 / 反復性 / 医療・福祉 / ストレス |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、①情動調整障害の関与する反復性うつ病の再発の病態を明らかにし、②情動調整障害を改善することで、再発予防ができることを検証することである。うつ状態のうつ病における情動調整障害を海外学会で報告した。健常人を対象として情動文を刺激課題とし脳機能の調整技法として呼吸法を用い、光トポグラフィーで脳機能を測定した。呼吸法とニューロフィードバックを行った場合は、呼吸法のみの時に比べ前頭部において脳機能の上昇を認め、海外学会で報告した。また、われわれのこれまでの研究を含め気分障害における光トポグラフィーについての臨床研究をまとめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コロナ禍で日本では自殺者数が以前より増加傾向であり、自殺とうつ病は密接な関係がある。今後、うつ病における急性期治療および再発予防の必要性は高まる。本研究ではうつ病における前頭部の情動調整障害を明らかにし、そのうつ状態の鑑別に有用な可能性があること、またうつ病の前頭部の情動調整障害の治療にニューロフィードバックが有用な可能性を示唆できた可能性がある。
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