• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

簡便な認知機能評価による早期精神病の転帰予測研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K10240
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関東北大学

研究代表者

大室 則幸  東北大学, 大学病院, 助教 (60632601)

研究分担者 松本 和紀  東北大学, 医学系研究科, 准教授 (40301056)
桂 雅宏  東北大学, 大学病院, 助教 (50535151)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード精神病発症リスク状態 / ARMS / 早期精神病 / 認知機能 / 神経心理学 / 転帰予測
研究成果の概要

本研究では、ベースラインの認知機能が、初回エピソード精神病(FEP: first-episode psychosis)や精神病発症リスク状態(ARMS(at-risk mental state))の転帰を予測するかを検討した。ベースラインの認知機能は統合失調症認知機能簡易評価尺度にて評価した。転帰を評価するため、陽性陰性症状尺度、機能の全体的評定尺度、社会機能尺度日本語版による評価を、ベースライン時、半年後、1年後に行った。縦断的な評価を完了できたのが、ARMS群5名、FEP群1名と少なかったため、記述的に結果を報告した。現時点ではベースライン時の認知機能と転帰との間の関連は指摘されなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

初回エピソード精神病(FEP: first-episode psychosis)や精神病発症リスク状態(ARMS(at-risk mental state))などの精神病早期段階において、どのような因子が転帰を予測するのかに関心が集まっている。本研究は、初診に近い段階における認知機能が転帰を予測するかどうかを検討するために行われたが、研究期間内にリクルートされた参加者数が少なく、縦断経過を観察できたのもそのうちの少数にとどまったため、転帰予測性を統計的に検討するには、サンプル数が少なすぎ、本研究は、現時点では意義が乏しいと言わざるをえず、もっと多くの例数によって検討される必要がある。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi