研究課題/領域番号 |
16K10292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
佐々木 信人 岩手医科大学, 医学部, 講師 (50382601)
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研究分担者 |
水野 昌宣 岩手医科大学, 医学部, 特任講師 (70382603)
佐々木 真理 岩手医科大学, 医歯薬総合研究所, 教授 (80205864)
及川 侑芳 岩手医科大学, 医学部, 任期付助教 (40781563)
中村 豊 岩手医科大学, 医学部, 准教授 (60328614)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 神経ベーチェット病 / 微小血管病変 / 慢性神経ベーチェット病 / 脳微小血管病変 / ベーチェット病 / 中枢神経ベーチェット / 神経Behcet病 / 7TeslaMRI / 脳血管炎 / 放射線診断 |
研究成果の概要 |
ベーチェット病(BD)症例(total 12例)7TMRI画像を撮像した。神経BD4例(急性型1例 中枢進行病病変先行型が1例、慢性期2例)BD(神経症状なし)症例8例であった。神経BD病患者では小脳病変を慢性型全例で認められた。神経BD症例では単純T1W1で脳幹部に皮質下・線状陰影(75%)を認めた。 また同部位に造影T1W1で点状陰影を認めた(50%)。髄質動静脈の分布に一致している。BD症例では認められない所見であったことから神経BDの特異的な所見である可能性があるが症例数が少なく今後も症例数蓄積が必要と思われる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
希少疾患である神経BDについて7TeslaMRIで撮像した。 微小血管病変を検出できた。同病変は髄質動静脈の分布に一致しておりBD症例では認められない所見であったことから神経BDの特異的な所見である可能性がある。新しい知見をを示された。但し症例数が少なく今後の研究課題である。慢性神経BDのこれまで報告と同様に髄液中サイトカイン高値を認めまた小脳萎縮を認めた。慢性型初期病変については今後の検討課題として残された。
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