研究課題/領域番号 |
16K10295
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 昭和薬科大学 |
研究代表者 |
秋澤 宏行 昭和薬科大学, 薬学部, 教授 (90311795)
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研究分担者 |
大倉 一枝 北海道医療大学, 薬学部, 教授 (60094827)
東川 桂 北海道大学, アイソトープ総合センター, 助教 (10756878)
宿里 充穗 昭和薬科大学, 薬学部, 講師 (20525571)
尾江 悟 昭和薬科大学, 薬学部, 助教 (90756107)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | がん / グリオキサラーゼⅠ / 放射性分子プローブ / 質的診断 / 治療効果予測 / 悪性度診断 / 核医学 / 放射性医薬品 / 癌 / グリオキサラーゼI |
研究成果の概要 |
本研究では、がんの治療効果予測やがんの悪性度や薬剤耐性の診断を目的として、核医学画像診断に用いるグリオキサラーゼI(GLO I)標的放射性分子プローブの開発に取り組んだ。その結果、GLO Iへの結合性を有する放射性化合物を見出すことができた。また、その放射性化合物のカルボキシ基を適切にエステル化することでGLO I標的放射性プローブを開発できる可能性を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、これまでに誰も試みたことのないグリオキサラーゼI(GLO I)標的放射性分子プローブの開発に取り組んだ。GLO Iは、がんの悪性度や薬剤耐性と関連すると言われている。また、将来、GLO I阻害剤はがん治療に用いられる可能性がある。したがって、核医学診断用のGLO I標的放射性分子プローブを開発できれば、がん治療の効果予測や予後予測に貢献できると考えられる。また、この診断用放射性分子プローブの開発は、GLO Iを高発現するがんを対象とした核医学治療用放射性医薬品の開発にもつながるものである。
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