研究課題/領域番号 |
16K10305
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
徳丸 阿耶 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (60507391)
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研究協力者 |
村山 繁雄
齋藤 祐子
石井 賢二
櫻井 圭太
下地 啓五
亀山 征史
飯島 健
金丸 和富
仙石 錬平
仁科 泰史
古田 光
山下 典生
德丸 明日香
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | Dementia / MRI / 嗜銀顆粒性認知症 / Dementia with grains / Alzheimer’s disease / 画像病理連関 / アルツハイマー病 / 高齢者タウオパチー / voxel based morphometry / 用手的体積測定法 / 認知症 / MRI / 軽度認知機能障害 / 神経原線維変化型認知症 / レビー小体病 / 脳神経疾患 / 磁気共鳴画像 |
研究成果の概要 |
超高齢化社会に突入した本邦では、世界に先駆け認知症対策に取組んでいる。認知症の一人一人が、社会の中で、より豊かな人生を生き抜くためには、まず正確な診断を得て早期の治療、適切な介護・看護、社会の中での受容に結び付けることが必要である。 認知症を来す疾患は多岐多彩であるが、画像診断を含めた客観的バイオマーカーを用いた正確な診断技術開発は、病因に即した創薬治験、適切な臨床的対応、介護・看護に直結する。本研究では、軽度認知機能障害段階で、アルツハイマー病(AD)と同等、高率に存在する嗜銀顆粒性認知症の画像診断技術開発を、病理学的背景が明確な症例について検討し、ADとの鑑別点を明確にした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢化社会に突入した本邦での認知症対策は最重要課題である。認知症の一人一人が、社会の中で、より豊かな人生を生き抜くためには、まず正確な診断を得て早期の治療、適切な介護・看護、社会の中での受容に結び付けることが必要である。アルツハイマー病の治療薬開発が進む中、早期の臨床、画像所見が酷似する嗜銀顆粒性認知症や老年期神経原線維変化型認知症を、病初期に正確に鑑別することは喫緊の課題である。病因が異なるこれらの疾患では、効果のある薬剤は異なることが想定される。また嗜銀顆粒性認知症では、易怒性や性格変化等の前頭葉症状が前面に出やすいことも判ってきており、介護、看護の対応も大きく異なるためである。
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