研究課題/領域番号 |
16K10315
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
前田 正幸 三重大学, 医学系研究科, 教授 (70219278)
|
研究分担者 |
中山 良平 立命館大学, 理工学部, 准教授 (20402688)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | MRI / 頸部頸動脈狭窄 / 不安定プラーク / ソフトウェア / 容積計測 / 頸部頸動脈 / プラーク / 3次元MRI / 血管壁MRI / 頸動脈プラーク / 頸動脈 / 体積 / ソフトウエア / 脳神経疾患 / 臨床 |
研究成果の概要 |
頸部頸動脈狭窄症では動脈硬化性プラークの評価が脳梗塞との関連において重要とされている。本研究の目的は、独自に開発した高解像度3次元血管壁MRI とプラーク容積の自動計測ソフトウェアを用いることにより、頸部頸動脈高信号プラーク(不安定プラーク)の容積定量化方法を確立することである。新しく開発した方法が、頸部頸動脈狭窄症の高信号プラーク診断において十分に高い診断精度を有し、治療効果判定のためのツールとなり得るかを検討した。 今回我々の開発した3次元プラークMRI撮像法とプラーク容積計測ソフトウェアを使うことにより、頸部頸動脈の高信号プラークの容積を短時間で正確に計測可能であることが証明された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界的に見て日本はMRIの保有率が高く、また検査数も多い。したがって、頸部頸動脈狭窄症を評価する診断方法としてMRIの持つ診断ポテンシャルを活用することは理にかなっている。本研究により開発された高分解能3次元血管壁MRIとプラーク容積計測ソフトウェアは、不安定プラークとされる高信号プラークの容積評価において優れた診断精度を示した。 臨床的に脳梗塞と強い関連があると考えられている高信号プラークの容積を簡便で正確に計測できるメリットは、内科的介入による治療効果の判定の際に有用であると考えられた。
|