研究課題/領域番号 |
16K10323
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
村山 貞之 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60239548)
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研究分担者 |
山 直也 札幌医科大学, 医学部, 講師 (20404709)
畠中 正光 札幌医科大学, 医学部, 教授 (40253413)
岩澤 多恵 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (40625175)
土屋 奈々絵 琉球大学, 医学部附属病院, 医員 (70647354)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | PC-MRI / 肺高血圧症 / 治療効果 / 肺高血圧 / MRI / フェーズコントラストMRI / 肺動脈 / 流速測定 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は肺高血圧症の予後評価に非侵襲的な検査法であるフェーズコントラストMRI(PC-MRI)が有用であるかを検討することであった。PC-MRIで測定した右心拍出量低下は間質性肺炎に関連した肺高血圧症の予後不良に関連することが判明した。右心機能の評価は心臓MRIで行うのがゴールドスタンダードとなっているが,肺高血圧症により右心に大きな負荷がかかると,右心系は著明に拡大し,心臓MRIでの解析は煩雑になる。一方PC-MRIによる肺血流評価は疾患により肺動脈が拡張しても,解析が容易で,安定した結果が得られるので,優れた予後評価指標になりうると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により,PC-MRIが間質性肺炎に関連した肺高血圧症の予後評価に有用であることが判明した。肺高血圧症の確定診断や予後評価には侵襲的な右心カテーテル検査が必須であるが,非侵襲的な検査方法であるPC-MRIによる評価を組み合わせて利用することにより,経過観察目的の右心カテーテル検査の頻度を少なくできる可能性がある。これにより,患者負担および医療費の軽減が期待できる。
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