研究課題
基盤研究(C)
リンパ腫細胞株でアミノ酸トランスポーターおよび関連する蛋白LAT1、ASCT-2、CD98が亢進し、xCTの発現は限局的であった。リンパ腫臨床検体112例でLAT1、CD98の発現、MIB1陽性率を免疫組織化学染色で検討し、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)ではほぼ全例で強陽性、濾胞性リンパ腫(FL)で10-30%、濾胞辺縁帯B細胞リンパ腫(MZBCL)および小リンパ球性リンパ腫(SLL)では陽性率10%以下であった。CD98も同様の傾向であった。MIB-1陽性率、ASCT-2の発現との相関については検討中である。FAMT-PETは濾胞性リンパ腫11例で行った。
アミノ酸トランスポーターおよび関連する蛋白LAT1、ASCT-2、CD98は、リンパ腫細胞株で発現が亢進していた。リンパ腫症例の臨床検体でのアミノ酸トランスポーターLAT-1の発現の強さは、Aggressiveタイプ>Indolentタイプであり、LAT-1関連分子であるCD98も同様の傾向であった。増殖能の高いタイプでアミノ酸トランスポーターが発現していることは、その阻害により細胞増殖を抑えられる可能性があり、リンパ腫治療の新たな戦略となりうる。
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