研究課題/領域番号 |
16K10367
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 岐阜医療科学大学 |
研究代表者 |
櫻井 智徳 岐阜医療科学大学, 保健科学部, 教授 (90400142)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | C2C12 / 筋衛星細胞 / マイオカイン / 速筋 / 遅筋 / 細胞遊走 / C2C12細胞 / マイオカイン分泌 / 筋肉幹細胞 / X線照射 / 増殖因子 / 筋管形成阻害 / マイトカイン / 静止期細胞 / 幹細胞 / 細胞外マトリックス / 筋管形成 / 放射線誘発筋肉組織障害 / 筋肉分泌生理活性物質 |
研究成果の概要 |
筋衛星細胞へのX線照射影響は、静止期において、また、Ⅰ型コラーゲン上で行うことによって、軽減することを見出した。筋衛星細胞の遊走能は、X線4、8 Gyの照射で減少した。速筋と遅筋の比率に対するX線照射影響は、分化誘導前X線照射、分化誘導度X線照射いずれの場合においても、速筋のミオシン重鎖をコードする遺伝子発現が増加し、遅筋のミオシン重鎖をコードする遺伝子発現が減少していた。マイオカイン分泌に対するX線照射影響評価においては、CCL8、CXCL1 CCL2、CCL7、FGF21のmRNA発現量変化がみられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
筋肉に対する放射線影響は、筋肉が放射線に強いと考えられてきたこととから、影響が全く見られないわけではないにもかかわらず進められた来なかった。本研究では、多くの観点から、また、筋肉に関する研究の最新知見である内分泌機能の観点からも含めて筋肉に対する放射線影響を検討し、影響が現れる条件を明らかにした点で意義深い。
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