研究課題/領域番号 |
16K10368
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
甲斐田 勇人 近畿大学, 医学部, 講師 (40299425)
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研究分担者 |
加藤 天美 近畿大学, 医学部, 教授 (00233776)
河原 明彦 久留米大学, 大学病院, 医療技術員 (00469347)
村上 卓道 神戸大学, 医学研究科, 教授 (20252653)
服部 聡 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50425154)
石井 一成 近畿大学, 医学部, 教授 (50534103)
伊藤 彰彦 近畿大学, 医学部, 教授 (80273647)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 脳腫瘍 / アミノ酸イメージング / 癌シグナル伝達因子 / 癌シグナル伝達遺伝子 / 核医学 / PET/CT / 神経膠腫 / メチオニン |
研究成果の概要 |
この研究の目的は11C-methionine (MET) PET/CTと神経膠腫で手術を受けた患者を対象に、アミノ酸代謝や細胞増殖シグナル伝達因子とMETの相関性を見つけ、MET集積と細胞増殖シグナル伝達因子を用いて予後予測因子を検討し、脳腫瘍の腫瘍増殖とアミノ酸代謝との関係について病理学的解明を試みる事である。 この検討においてMET集積機序にアミノ酸トランスポータのLAT-1が関係し、MET集積は神経膠腫の悪性度だけではなく、EGFR の発現予測への可能性が示された。同時にLAT-1の発現には腫瘍内低酸素の関与が考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
過去にMET集積と細胞増殖シグナル伝達因子、脳腫瘍の腫瘍増殖の相関性を検討した報告は非常に少ない。MET集積評価法とシグナル伝達因子の関係が明らかになれば、治療後再発の可能性が高いリスク患者の層別化や化学療法や術後補助療法の決定にも役立つ可能性がある。また、アミノ酸代謝と脳腫瘍増殖の病理学的関係や腫瘍へのMET集積機序の解明の一助になりうるかもしれない。
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