研究課題/領域番号 |
16K10411
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
茂木 厚 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 医員 (10433997)
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研究分担者 |
秋元 哲夫 国立研究開発法人国立がん研究センター, 先端医療開発センター, 分野長 (10261851)
北條 秀博 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 医員 (60638774)
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研究協力者 |
土原 一哉
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 頭頸部癌 / 放射感受性予測 / HPV / 網羅的遺伝子解析 / バイオマーカー / 放射線治療感受性 / HPV関連がん / 腫瘍特異的遺伝子 / 低侵襲バイオマーカー / 頭頸部扁平上皮癌 / 中咽頭癌 / p53 / cell free DNA / 放射線感受性 / 遺伝子変異 / 放射線 / 遺伝子 / 癌 / 治療感受性予測 / 網羅的解析 |
研究成果の概要 |
中咽頭がん患者の唾液、血液から腫瘍由来のDNAを抽出し、さらに、放射線治療による介入中の腫瘍特異的遺伝子量の変化を前向き観察研究により解析するパイロット試験を行った。唾液中のHPV関連遺伝子は、多くの症例で治療介入後減少するものの、定量性解析で、絶対量が多いと判断された症例の一部が、再発をきたしていた。また、唾液より抽出した遺伝子によるキャンサーパネル解析では、p53やNOTCH1など、頭頸部癌において生じうる遺伝子変異の検出が可能であった。今後、唾液による腫瘍の特異的遺伝子解析により、放射線感受性予測を行う上での基礎的なデータを取得することが可能であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頭頸部領域のがんに対する放射線治療は、粘膜炎や口腔乾燥などの副作用が問題となる。
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