研究課題/領域番号 |
16K10428
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
森根 裕二 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (60398021)
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研究分担者 |
池本 哲也 徳島大学, 病院, 特任准教授 (20398019)
齋藤 裕 徳島大学, 病院, 特任助教 (50548675)
居村 暁 徳島大学, 病院, 特任教授 (90380021)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 異所性肝移植 / ADRC / 胆管細胞 / 3次元培養 / 肝細胞 / 肝再生 / 胆管構築 |
研究成果の概要 |
ホモジネート肝組織の異所性移植(腸管粘膜下)における脂肪組織由来幹細胞(ADRC)の肝細胞機能維持や肝構成細胞(特に胆管細胞)分化の可能性を検討した。肝組織移植はADRCとの共移植により肝機能保護効果・肝細胞分化を示したが、胆管などの肝構成細胞への分化は認めず、共移植前のADRC分化誘導が必要と考えられた。また3次元培養システムも単離肝細胞保護効果を有し、ADRCとの併用に期待が持たれた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではADRC・3次元培養システムを活用した異所性肝移植の長期安定化や胆管構築を伴った機能的異所性肝組織再構築の可能性について検討した。残念ながら、ADRCの肝細胞機能維持は確認されたが、胆管細胞分化・組織再構築までの結果を得ることはできず、胆管構造を有する組織再構築には、課題が残ったが、3次元培養システムの可能性や肝組織再構築手法の方向性を示すことはできたと思われる。
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