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高解像度画像システムを用いた小腸移植後拒絶反応の革新的診断法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K10431
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関九州大学

研究代表者

高橋 良彰  九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (50621710)

研究分担者 田口 智章  九州大学, 医学研究院, 教授 (20197247)
松浦 俊治  九州大学, 大学病院, 准教授 (10532856)
柳 佑典  九州大学, 大学病院, 助教 (30596664)
吉丸 耕一朗  九州大学, 医学研究院, 講師 (60711190)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード拒絶反応 / 小腸移植 / マウスモデル / マイクロCT / 新たな拒絶モデル / マウス小腸移植モデル / 移植・再生医療 / 医療・福祉
研究成果の概要

拒絶反応のモデルを作成するにあたり、マウスを用いた小腸移植を行った。マウスは非常に小さく、血管吻合が困難であるため、血管吻合を要しない小腸移植モデルの作成が重要であった。新生仔小腸を血流豊富な腹壁に移植し、拒絶反応の有無を評価した。Auto移植群は移植後1週間、1カ月ともに肉眼的に確認でき、病理学的にも絨毛が維持されていた。一方、Allo群は肉眼的に確認できず、病理学的にも絨毛高が低くなっており、リンパ球の浸潤が目立った。免疫染色においても拒絶反応のモデルとして使用できることが確認できた。その後の三次元X線マイクロCTやFDG-PETを用いた研究はまだ出来ておらず、今後継続していく必要がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

小腸移植では、移植後の拒絶反応を他臓器より起こしやすく、全身状態も重篤化しやすい。その理由として小腸自体リンパ組織を豊富に含む臓器であり、拒絶反応を起こしやすい。拒絶反応は免疫機序が関与しており、マウスを用いた免疫の研究は進んでおり、マウスモデルを用いた研究は重要である。しかしながら、マウスは小さく、血管吻合をすることは困難であるため、血管吻合を必要としないモデルの作成は重要である。今回、グラフト小腸を腹壁に移植するモデルを作成することができ、今後の研究の発展に寄与できると考える。拒絶の診断に三次元X線マイクロCTやFDG-PETを用いる研究はできなかったが、今後継続していきたいと考える。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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