研究課題/領域番号 |
16K10447
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
浅野 賢道 北海道大学, 大学病院, 特任助教 (10756688)
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研究分担者 |
平野 聡 北海道大学, 医学研究院, 教授 (50322813)
土川 貴裕 北海道大学, 大学病院, 講師 (50507572)
中村 透 北海道大学, 医学研究院, 助教 (70645796)
平岡 圭 北海道大学, 医学研究院, 客員研究員 (10719587)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 膵癌 / バイオマーカー / 治療候補遺伝子 / 消化器外科 / 外科 / 実験外科学 / 化学療法 |
研究成果の概要 |
免疫染色を用いた膵癌切除95症例のTK-1蛋白発現解析で、臨床情報との比較では陽性例と陰性例で予後に差を認めなかった(p=0.47)。患者血清を用いた血中TK-1蛋白発現解析では、成人正常血清の陽性率7.7%と比較し高い値を示したがROC曲線ではAUC=0.64と低値となった。膵癌細胞株におけるFTDの細胞増殖に与える抑制効果に関する解析では、real time PCRおよびwestern blotting assayを行い、mRNA、タンパクともに高発現であるMIAPac2、PK-9と低発現のPanc-1、AsPc1を用い、MTT assayにて細胞増殖に与える影響を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
TK-1 (thymidine kinase-1)に着目し、膵癌新規腫瘍マーカーの可能性を検討した。TK-1蛋白発現は膵癌患者血清中の38.4%で上昇(>80 U/L)し、成人正常血清の陽性率7.7%と比較し高値を示した。また抗癌剤のトリフルリジンは作用機序にTK-1を必須とするため、TK-1 を発現亢進する膵癌細胞株に対する効果を検討した。トリフルリジンは他癌種で臨床使用されているが、膵癌への応用が示唆された。
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