研究課題/領域番号 |
16K10451
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
三階 貴史 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (00375685)
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研究分担者 |
長嶋 健 千葉大学, 医学部附属病院, 准教授 (60292710)
宮崎 勝 国際医療福祉大学, 大学病院, 教授 (70166156)
榊原 雅裕 国際医療福祉大学, 医学部, 講師 (70375632)
羽山 晶子 千葉大学, 総合安全衛生管理機構, 助教 (80758251)
岩瀬 俊明 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任助教 (90738254)
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研究協力者 |
佐藤 守
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 非浸潤性乳癌 / バイオマーカ― / 乳腺外科学 |
研究成果の概要 |
本研究では針生検で非浸潤性乳癌と診断された病変の中で、浸潤性乳癌へ進行しているリスクが高い症例のバイオマーカ―探索を目的とし、ホルマリン固定パラフィン包埋サンプルおよび吸引式針生検の検体採取時に遺残する微量検体(VAB検体)から蛋白、DNAおよびmRNAを抽出して、蛋白、遺伝子の発現および遺伝子変異の解析を試みた。VAB検体を用いてHigh resolution melting analysisによりPIK3CAの変異を検出することが可能であった。また非浸潤性乳癌の浸潤能に関連すると思われる4つの遺伝子候補についてRT-PCRによる解析が可能なことを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、吸引式針生検の検体採取時に遺残する微量検体を使用して、遺伝子解析が可能な事を確認できた。本研究をさらに発展させることにより、非浸潤性乳がんに対する従来の形態学的病理診断を補完し、浸潤癌の存在を予測する為の悪性度マーカーの確立が可能になると期待される。
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