研究課題/領域番号 |
16K10456
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
直居 靖人 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (30646211)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 乳癌 / マイクロアレイ / 再発予測 / 多遺伝子アッセイ / FFPE / 網羅的遺伝子発現解析 / RNA |
研究成果の概要 |
乳癌の再発予測法の開発は、術後補助化学療法の適応を決定する上で臨床現場のニーズが高く近年欧米では多重遺伝子診断法が開発され臨床応用されている。 我々は本邦初の多重遺伝子診断法として、乳癌術後再発予測法「Curebest 95GC」を開発し2013年に実用化した。しかしながら本法では生検体:RNAlater浸透組織や凍結乳癌組織(-80℃)を必要とするためその保存の煩雑さが普及の妨げとなっている。そこで、本研究では、Curebest 95GCをホルマリン固定パラフィン包埋組織検体(以下、FFPE検体)にも応用可能なように改良した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、Curebest 95GCをホルマリン固定パラフィン包埋組織検体(以下、FFPE検体)にも応用可能なように改良した。本研究により95GCはFFPEに適応拡大することに成功し、2019年現在多数の病院施設からのFFPE検体を受け付けている。この事で、より多数の乳癌患者を対象に再発予後予測を施行し、癌個別化医療を実現する事ができた。またFFPE検体を多く有する米国4施設において、95GC性能検証研究を進め、良好な成績を得る事ができた。
|