研究課題/領域番号 |
16K10527
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
坂本 義之 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (60361010)
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研究分担者 |
工藤 大輔 弘前大学, 医学研究科, 講師 (00587024)
袴田 健一 弘前大学, 医学研究科, 教授 (30271802)
諸橋 一 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (30598628)
三浦 卓也 弘前大学, 医学研究科, 助教 (30722136)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ヒアルロン酸合成阻害剤 / 進行再発大腸癌 / ヒアルロン酸合成阻害 / 新規抗がん剤 / 大腸癌 |
研究成果の概要 |
4-methylumbelliferone(MU)は、線維芽細胞においてヒアルロン酸(HA)合成を抑制することが知られていたが、我々はHA合成抑制を介して抗腫瘍効果があることを報告した。この作用機序はこれまでの抗癌剤にはない作用点であり、新たな抗癌剤として有望視される。MUは国内外で利胆剤として長期に使用され、安全性が確立されている。腫瘍内でHAの増加が証明されている大腸癌では、MUによる大きな抗腫瘍効果が期待されるため、臨床応用に向けて研究を進めたい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回我々は、大腸癌に対する新規抗癌剤並びに新たな分子標的薬の開発はこの10年間ないため、その開発のための基礎的実験に取り組むことを目的とした。その中で4-methylumbelliferone(MU)は、線維芽細胞においてヒアルロン酸(HA)合成を抑制することが知られていたが、それに着目しHA合成抑制を介して抗腫瘍効果があることを報告した。この作用機序はこれまでの抗癌剤にはない作用点であり、新たな抗癌剤として有望視される。
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