研究課題/領域番号 |
16K10532
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
三枝 晋 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (10632383)
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研究分担者 |
問山 裕二 三重大学, 医学部附属病院, 准教授 (00422824)
田中 光司 三重大学, 医学系研究科, 客員准教授 (10345986)
楠 正人 三重大学, 医学系研究科, 教授 (50192026)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 直腸癌 / 間質 / バイオマーカー / 術前化学放射線療法 / 再発マーカー / 化学放射線療法 / 再発 / 予後 / 癌間質 / 放射線化学療法 / 治療抵抗性 |
研究成果の概要 |
直腸癌腫瘍組織中のPD-L1発現と臨床病理学的因子との関連では直腸癌組織におけるPD-L1高発現群は、有意に脈管浸潤と相関を認め、さらに術後再発が有意に高率であった。また予後解析では、直腸癌組織中のPD-L1高発現群は 有意にrelapse free survival、ならびにoverall survivalが不良であった。さらに直腸癌周囲の間質に存在するCD8陽性リンパ球数とFoxp3陽性リンパ球数は有意に正の相関を示し、間質浸潤のCD8陽性リンパ球数は腫瘍中のPD-L1高発現群で有意に低値を示した一方、間質浸潤のFoxp3陽性リンパ球数は腫瘍中のPD-L1発現との間に関連を認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果を用いることで、直腸癌化学放射線療法におけるあらたな予後マーカーとなるほか、免疫チェックポイント阻害剤併用の可能性が考慮された。
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