研究課題/領域番号 |
16K10541
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
山下 公大 神戸大学, 医学部附属病院, 特命准教授 (80535427)
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研究分担者 |
神垣 隆 神戸大学, 医学研究科, 客員教授 (20372641)
岡田 誠治 熊本大学, エイズ学研究センター, 教授 (50282455)
掛地 吉弘 神戸大学, 医学研究科, 教授 (80284488)
藤田 貢 近畿大学, 医学部, 准教授 (40609997)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 大腸癌 / 免疫細胞療法 / NKT細胞 / 同種異型反応 / T細胞 / ネオ抗原 / 同種畏系 / メモリーCD8+T細胞 / 樹状細胞 / ゼノグラフト / メモリーCD8+T細胞 / 同種異系 |
研究成果の概要 |
同種異系反応を利用した腫瘍反応性T細胞の誘導を目的とした研究で、2つの計画を同時に進行させた。まず第一にallogeneic IgG と腫瘍細胞が免疫複合体を形成し、これを樹状細胞がin vitro で効率的に貪食し、強力な抗原提示能を発揮する機構を用いて、大腸癌に対する治療モデル作成を計画した。現在は。T細胞の活性化が十分でない。 第二に同種異系樹状細胞に抗原導入を行ったNKT細胞活性化ワクチンベクターを持ちいた方法である。同種同型樹状細胞を用いたワクチンベクターの確立に成功した。同種異系由来樹細胞は、肺転移モデルにおいて、効果を示すことが示唆される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
免疫チェックポイント阻害剤の台頭と共に、奏功症例の解析が進み、がんの発症に伴う遺伝子変異に起因する新生変異抗原(neoantigen)の存在が必要条件であることが示された。変異頻度の高い癌種に neoantigen が出現する傾向があるために、大腸癌に限った場合、Lynch 症候群を中心としたミスマッチ修復機構の欠損を有する症例(MSI-H)に限られる。ただ、neoantigenの同定は煩雑であり、共通性の極めて低いものであり、困難となる。本研究は、neoantigenを同定せずとも免疫療法の機会を失しない、効果的なオーダーメイド治療の確立に貢献するものである。
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