研究課題/領域番号 |
16K10545
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
大木 進司 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (20381361)
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研究分担者 |
岡山 洋和 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (20583397)
門馬 智之 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (20622335)
齋藤 元伸 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (90611749)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 直腸癌 / 術前治療 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
進行直腸癌症例に対し、術前放射線化学療法(CRT)および直腸の根治的切除が広く行われており、局所制御に寄与している。CRTへの感受性は、各症例により、抵抗例から病理学的完全奏功まで非常に多彩であり、術前CRT前に治療の感受性や抵抗性を予測することが個別的な直腸癌診療において重要である。本研究では多数の術前CRT前生検サンプルのマイクロアレイ解析データを集積し直腸癌術前CRT抵抗性予測バイオマーカーの確立を目指すものである。3つのマイクロアレイデータをdiscovery setとし、独自の遺伝子セットを抽出した。さらに4つの独立したマイクロアレイデータによりその意義の検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
個々の直腸癌患者に最適な治療を選択することで、直腸癌の再発率の低下やQOLの改善に寄与すると言える。直腸癌の手術前に放射線化学療法が広く行われているが、その感受性は患者によりさまざまである。本研究では術前放射線化学療法への抵抗性を事前に予測するためのバイオマーカーの作成を意図しており、本研究で得られた知見が、今後の直腸癌の個別的治療につながる一助となることを期待するものである。
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