研究課題/領域番号 |
16K10549
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
渡辺 昌彦 北里大学, 医学部, 教授 (80146604)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | stool / colorectal cacner / FIT / diagnosis / CDO1 / methylation / colorectal cancer / 大腸癌 / Cysteine dioxygenase 1 / メチル化 / Nested PCR / digital PCR / 便潜血 / liquid biopcy / stool test / blood test / DNA methylation / HOPX / 外科学 / トランスレーショナルリサーチ |
研究成果の概要 |
便検体を用いて大腸癌の検出能について解析をおこなった。便検体には人由来DNAが少ないことが予想され、Nested outer PCR amplificationで人由来DNAを増幅後 inner Q-MSP/Q-ddCPRを行い特許申請を行った(NOPIQ/NOPID;特願2018-146195)。FIT (fecal immunological test)と合わせると 100%の検出を達成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回、独自に同定した癌特異的メチル化遺伝子 CDO1の高感度検出法として NOPIDを開発した。本法は、新しい技術なので特許に申請した。便検体における癌診断が既存の80%を大きく上回り100%に達した。以上から、大腸癌の便検査で見逃し症例が可及的に減少する可能性が示唆された。検診に応用することで大腸癌のスクリーニング検査として普及するポテンシャルがあると考えられる。今後は、前向き検証試験を行い実用性について再検していく予定である。
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