研究課題/領域番号 |
16K10550
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
小林 敬明 杏林大学, 医学部, 助教 (10439169)
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研究分担者 |
正木 忠彦 杏林大学, 医学部, 教授 (30238894)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 低酸素 / 薬剤感受性 / 結腸癌 / 抗癌剤感受性 / 大腸癌 / 抗がん剤感受性 / 高圧酸素 / 抗癌剤感受性試験 / 3D培養 / 低酸素プローブ / 小腸大腸肛門外科学 |
研究成果の概要 |
低酸素環境でHIF1αが高発現する大腸癌細胞株DLD1、HCT116を用いて抗がん剤感受性の変化を検討を行ったが、通常酸素環境下(normoxia)に比較して低酸素環境下(hypoxia)では抗癌剤暴露時の生存率が上昇する傾向であった。 しかし両郡を比較すると有意差を認めず、再検したが同様の結果であった。よって低酸素環境は抗癌剤の感受性に変化を与えるとはいえない決意論に至った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
低酸素環境は抗癌剤感受性を低下させうる一因と仮定して検討を行った。低酸素環境では抗癌剤暴露後の大腸癌細胞の生存率は高い傾向であったが、通常酸素環境と比較して有意差の結果は出なかった。また、通常の2D培養では発現しづらい低酸素環境を3D培養により見いだせると考えたが、こちらも低酸素環境での3D培養自体ができず、一定の知見を得るに至らなかった。 今後は実験精度を上げるか、他の解析方法による検討が必要と思われる。
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