研究課題/領域番号 |
16K10568
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
水野 隆史 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (90444413)
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研究分担者 |
梛野 正人 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (20237564)
横山 幸浩 名古屋大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (80378091)
國料 俊男 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (60378023)
山口 淳平 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (00566987)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | Pre-metastatic niche / TPX2 / 血管新生関連分子 |
研究成果の概要 |
癌細胞株においてTPX2は高発現しており、TPX2 siRNAの導入によるTPX2抑制によりMCP1の発現が亢進していた。TPX2 siRNA 導入によりTPX2発現を抑制させた癌細胞株の培養液は、増殖能および浸潤能に抑制効果を有していた。TPX2の発現抑制による癌細胞からの分泌物が、副次的効果をおこしていると考えられた。 また細胞株において、細胞傷害目的の低濃度の抗癌剤5FUでの培養液は増殖能を亢進させたが、浸潤能、運動能には有意差を認めなかった。これらの結果より癌細胞に対する細胞傷害の副次的効果が単純かつ画一的なものではないと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、TPX2抑制および抗癌剤5FUによる細胞傷害後の培養液に副次的効果があり、その効果が単純かつ画一的なものではないことを明らかにした。また、新たな知見が明らかになっただけでなく、新規治療法の可能性も示唆しており、本研究成果の学術的、社会的意義は大きい。
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